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アジアシリーズ総括

楽しいシリーズだった。

アジアシリーズ総括_e0097997_18474285.jpg他のプロスポーツと違い、プロ野球の世界で「国際大会」というのはWBCくらい(オリンピックもあるが、アメリカ大リーグ選手は出場不可)。まさに各チームは国旗を掲げて戦うわけだから、誰もが真剣に戦う。
いいよね、こういう大会は♪

アジアシリーズは毎年行われるので、おそらく年々各国の野球レベルは近づいてくると僕は思う。自国出身選手が伸びなければ他国から呼び寄せれば良い。

数人の日本人選手が加わった他国チームが日本代表チームと戦う光景が実現する事もあるかもしれない。去年の千葉ロッテマリーンズのイ・スンヨプ選手と同じ立場となるわけで、彼らにとっては「故郷への凱旋試合」の意味が含まれてくるわけだ。そういう試合があるなら、是非見てみたい。このシリーズは沢山のドラマが出来る要素があるのだ。

来年以降、この大会はどうなっていくだろう?

おそらく数年後には韓国・台湾・中国でドーム球場が建設される事になるだろうから、そのうち日本以外でも開催されるはず。毎年ホスト国を変えて開催するのかな?それとも1ヶ月くらいの期間を置いて各国均等に開催試合を割り振る方式にするのかな♪
そうなれば各国のファンの中にはかなり過激なファンも出てくるかも…それはちょっと困るかもしれないけれど(笑)

年々、国際色豊かな大会に発展していくはずだ、ヨーロッパで開催しているプロサッカーのように。まさに4ヵ国を挙げての一大イベントになるだろう。

6年後のロンドン五輪では競技から野球が外されてしまったが、アジアシリーズの成長・発展が間違いなく、オリンピックでの野球復活に繋がると思う。
ただし課題は観客数。予想通り、東京ドーム内は空席が目立った。各出場チームの人気があるかないかで存続問題にならないかが今後、大きな議題になるかも知れない。
ここ数年は試行錯誤が続くだろうけれど、粘り強く、このシリーズを続けて欲しいね。

※写真は東京ドームにて。11/12撮影
by wataridori21 | 2006-11-13 19:55


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