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中野友加里選手(フィギュアスケート選手)

3月17日。あと3日しかなくなってしまった「世界フィギュアスケート選手権大会2007」
シングルで日本人選手で出場するのは男女合わせて5人。改めて1人1人確認してみる事にする。

まず、先月の冬季アジア大会・フィギュアスケート女子の部で金メダルを獲得した中野友加里選手。一昨年(2005年)のNHK杯で優勝して以来、出場する大会ごとに人気が高まり、今では人気・実力ともに誰もが認める存在となった。

中野選手といえば、まずはトリプルアクセル(3回転半ジャンプ)。高校2年の時、全日本選手権・中部ブロック大会で初めて成功させた(これは当時では伊藤みどり選手以来、公式大会での2人目の快挙。その後、浅田真央選手が3人目の成功者となった)
このジャンプについて彼女自身は、日本経済新聞社発行の「氷上のアーティスト達」(著者・八木沼純子)で語っている。

「みどりさんに憧れて、いつかあれを飛びたいと思ったんです。ちょうど小学校1年か2年の時だったと思いますが、今でもあのジャンプは目に焼きついていますよ。やっぱりみどりさんのジャンプを見ていたのが一番影響していると思います。でなかったら、飛んでいなかったかも知れない」

その後早稲田大学に進学すると名コーチ・佐藤信夫氏の指導により急成長、そこから生まれたのが中野選手の代名詞・ドーナツスピン、本当に言葉もないほどに美しい。その後、NHK杯で優勝(05年)、全日本選手権3位(06年)、インカレ3連覇(05~07年)冬季アジア大会・優勝(07年)、そして今回の世界選手権出場。

去年暮れの全日本選手権でのショートプログラム(SP)では「SAYURI」、フリー(FS)では「シンデレラ」を好演していた。スピン・スパイラル・ジャンプすべてで、本当に美しい。個人的には「SAYURI」がお気に入り。妖艶さと優美さ、衣装も良くて、僕自身、ただ見惚れるばかりだった。

スポーツ雑誌・Nnmber(3/29)では「昨年(5位)より少しでも上を」と語っている。どこまで活躍してくれるのか、本当に楽しみだね。
by wataridori21 | 2007-03-17 20:40


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