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フィギュアスケート世界選手権・アイスダンス(オリジナルダンス)

東京体育館で開催されているISU世界フィギュアスケート選手権大会2007。一昨日(3/21)に行われたアイスダンス・オリジナルダンスについて書く。

アイスダンス・オリジナルダンスの要素は「2種類のショートリフト」、「1種類のスピンまたはスピンコンビネーション」、「ダイアゴナルステップシークエンス(リンクのコーナーから対角線のコーナーまで直線的に滑るステップ)」、「ミッドラインステップシークエンス(互いに離れて、リンクの中心線を端から端までいっぱいに使って、直線的に滑るステップ)
」の4つ。

まずは今季限りで引退する渡辺心/木戸章之組(日本)。曲は「タンゴ」
綺麗なダイアゴナルステップ、綺麗なユニゾンのミッドラインステップ、1つ目のリフト(男性が女性を持ち上げ、女性が男性の両膝の上に乗り体を進行方向に反らせる)、スピンコンビネーション、2つ目のリフト(男性が女性を抱えて女性が体を反らせた状態で回転、さらに女性が体を横向きに移動し回転する)、連続するステップを経てフィニッシュ。

前回大会・銀メダルのマリーフランス・デュブレイユ/パトリス・ローゾン組(カナダ)。曲は「Paya d' Ora」
見事なユニゾンのミッドラインステップ(少し男性がずれたが)、そして1つ目のリフト(女性の左足が男性の右肩の後ろ、右足が右足太腿に乗るポジション)、スピンコンビネーション、ダイアゴナルステップ、2つ目のリフト(男性が女性を肩のあたりまで持ち上げ回転する)を決めフィニッシュ。

前回チャンピオンのアルビナ・デンコワ/マキシム・スタビスキー組(ブルガリア)、曲は「リベルタンゴ」。
少し離れてから向き合い、それから鮮やかなミッドラインステップ、1つ目のリフト(男性が女性を持ち上げ、女性が進行方向に体を真っ直ぐに伸ばすダイナミックなポジション)、スピンコンビネーション、滑らかに滑るダイアゴナルステップ、2つ目のリフト(男性が女性を片手回す)でフィニッシュ。

前回大会・銅メダルのタニス・ベルビン/ベンジャミン・アゴスト組(アメリカ)、曲は「五重奏の為のコンチェルト」「オブリビオン」。
綺麗なユニゾンのミッドラインステップシークエンス、1つ目のリフト(男性が女性を抱え女性が斜め進行方向に体を突き出す)、スピンコンビネーション、ダイナミックなダイアゴナルステップ、2つ目のリフト(男性が女性の両脇を抱えて、女性が下半身を外に投げ出すポジションで高速回転する)、そしてフィニッシュ。

オリジナルダンス終了時の順位は、
1位→デンコワ/スタビスキー組(ブルガリア)、2位→デュブレイユ/ローゾン組(カナダ)、3位→ベルビン/アゴスト組(アメリカ)

いづれもダイナミックなダンスで見応えがあったね。次のフリーダンスが楽しみ♪
by wataridori21 | 2007-03-24 20:56


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