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フィギュアスケート世界選手権・アイスダンス(フリーダンス)

東京体育館で開催されているISU世界フィギュアスケート選手権大会2007。3/22に行われたアイスダンス・フリーダンスについて書く。

アイスダンス・フリーダンスの要素は「4種類のリフト」、「スピンまたはスピンコンビネーション」、「1セットのシンクロナイズドツイズル」、「ダイアゴナルステップシークエンス(リンクを対角線上に滑る)、またはミッドラインステップ(互いに離れて、リンクの中心線を端から端までいっぱいに使って、直線的に滑るステップ)」、「サーキュラーステップ(リンク内を正円または楕円にステップする)またはサーペンタインステップシ-クエンス(リンク内をS字にステップする)」の5つ。

まず、現役最後の選手権での演技となる渡辺心/木戸章之組。曲は「ファンタジー/ショパン作曲」。
華麗なステップから1つ目のリフト(男性がシット(座りこみ片足を前に出す)の姿勢で女子を持ち上げ、女子が進行方向に反る)、シンクロナイズドツイズル、ダイアゴナルステップ、2つ目のリフト(男性が片手で女性を持ち上げ回転する)、ミッドラインステップ、スピンコンビネーション、ここで2人が一礼(これまで応援してくれたファンへの感謝の気持ちに見えた)、カーブリフト、サーペンタインリフト(S字に2つのカーブを滑るもの)、そしてフィニッシュ。場内からは温かい拍手、2人とも涙を流しながら手を振り、リンクを後にした。13年間、本当にお疲れ様でした。

マリーフランス・デュブレイユ/パトリス・ローゾン組(カナダ)、曲は「アット・ラスト/エタ・ジェームス作曲」。
ストレートラインリフト(男性が女性を持ち上げ直線的に滑る)、ローテーショナルリフト(男性が女性を持ち上げ、1つの方向に回転しながら移動し、続けて逆方向に回転しながら移動する)、スピンコンビネーション、リズミカルなサーキュラーステップ、ミッドラインステップ、回転リフト、ストレートラインリフト、カーブリフトでフィニッシュ。

タニス・ベルビン/ベンジャミン・アゴスト組(アメリカ)、曲は「アメリ」。
シンクロナイズドツイズル、カーブリフト、サーキュラーステップ、コンビネーションリフト、スピンコンビネーション、ダイアゴナルステップ、回転リフトでフィニッシュ。

アルビナ・デンコワ/マキシム・スタビスキー組(ブルガリア)、曲は「7つの大罪」。
シンクロナイズドツイズル、2回続けての高度なコンビネーションリフト、スピンコンビネーション、ミッドラインステップ、ストレートラインステップ、ストレートラインリフト、サーペンタインリフト、ストレートラインリフトでフィニッシュ。さすがに王者の演技に相応しい。

アイスダンス3種目が終了、合計による最終順位は次の通り、
1位→デンコワ/スタビスキー組(ブルガリア)、2位→デュブレイユ/ローゾン組(カナダ)、3位→ベルビン/アゴスト組(アメリカ)

3組ともに、ハイレベルで魅力的な演技を見せてくれた。本当におめでとうございます。
by wataridori21 | 2007-03-25 01:24


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