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スラムダンク

e0097997_207485.jpgアルペンスキーの皆川賢太郎選手のブログを覗いたら、バスケ漫画「スラムダンク」の事が書かれていた。懐かしいな、と思いながら押入れをあさってみたら…、あった、この雑誌!
「SWITCH」(スイッチ・パブリッシング社発行)という雑誌で、これは2005年2月号。ここに「スラムダンク」の特集が組まれていたのだ。

「スラムダンク」とは、高校の部活で行うバスケットボールを題材にした漫画で、「週刊少年ジャンプ」(集英社)にて1990年から96年の長期にわたり連載され、92年にはテレビアニメ化されたり映画化されたりと、1大ブームを巻き起こした。連載終了後も根強い人気が続き、遂に2004年夏にジャンプコミックス単行本が通算1億冊に達した。

これを記念して「スラムダンク1億冊ありがとうファイナル」が、04年12月に旧神奈川県立三崎高校にて行われた。この雑誌ではその時の模様や、振り返っての感想をまとめた特集が組まれている。
このイベントは、神奈川県三浦市の協力で3日間旧校舎を借りきり、原作者・井上雄彦氏が「原作から10日後の登場人物の物語」を、各教室に設置した黒板に書き出して、それを訪れたファンが観たり、体育館で即席のバスケット試合をしたりするものだった。
もちろん訪れたファンには三十路を過ぎた人達が多く、家族連れの姿も多かったらしい。

これを読みながら、思った。この漫画は何故ここまで愛されたのだろう?

僕自身、高校時代に愛読していたのだが、今思い返してみると、登場するキャラクターに魅力的な人物が多かった事が爆発的な人気に繋がったのではないかと思う。登場人物1人1人が様々な紆余曲折を経ていて、例外なく、生き方に不器用だった。桜木花道、流川楓、赤木剛憲、宮城リョータ、三井寿…、その姿に、当時僕は大きな魅力を感じていた(その中でも三井寿は一番印象に残っている、僕の周りでも彼が1番人気だった)

イベントで用意された寄せ書き用のノートの中にはこんな書き込みがあったという。高校2年の冬に膝の靱帯を切り全治10ヶ月と診断された時に「スラムダンク」を読んで勇気づけられたという(以下、原文のまま抜粋)、

「『あきらめたらそこで試合終了』…やれるだけやろうって思いました。主治医の先生や看護婦さんには『引退までに治るわけない。走れるかもわからないよ』と言われたけれど、そんな言葉より、安西先生の言葉を信じてました。そしたら、完治は無理だったけど、リハビリがんばって普通の人の3倍の早さで回復したのです。自分でもびっくりしました。ちゃんと試合にも出れたし、得意の3Pも決められました。あのときの、まわりのみんなの涙、忘れません。ホントにつらくて、たくさん泣いたけど、安西先生を信じてよかった。スラムダンクがなかったら、多分、バスケを続けてなかったです。本当にありがとう」

今思い返すと、この漫画には、何と「名文句」が多かったろう。そこには、これを読む中学・高校生が、その後大人に成長していく上での大切な糧となるものを、沢山持ち合わせていたと思う。

現在、10代の学生達の間でも読まれているらしい、まさに永遠の名作だね。
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by wataridori21 | 2007-04-13 20:10