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独立リーグの今後

現在、日本全国で独立リーグ設立の構想は幾つもあるのだが、実現したのは四国アイランドリーグ(略称・四国IL)だけ。他の独立リーグはことごとく頓挫している(沖縄県で設立されたUリーグ沖縄もあったが、結局プロ化を諦め社会人野球チームに変更となった)

やはりプロ野球リーグを設立するためには強力なスポンサーを付けない事には難しい。単なる思いつきで「イケイケ、ドンドン」と立ち上げたり、「町おこし」的な発想で成り立つような簡単なものではない。そんな気持ちで設立したら、そこに夢を抱えて参加する選手達がかわいそうだ。

その点、四国ILはよくここまで組織を作り上げたと、改めて頭が下がる。創立者・石毛宏典代表の苦労は計り知れないものがあっただろう。

今の日本では高校・大学を卒業すると、プロ野球選手になる以外では、野球を続ける事は難しい。一昔前なら数多くの社会人野球チームが存在していて受け皿になっていたが、不況の影響でチーム数が激減し、素質がありながら野球を断念しなければならない選手が沢山いる。
しかし全国には「プロ野球選手予備軍」は沢山いると思う。高校野球選手権大会では毎年4000以上の高校野球チームが参加しているわけで、その中で素質の高い選手を数えたら、どれだけ膨大な人数になるか…

その点、生活は苦しいけれど、野球を続ける事ができる独立リーグの存在は大きい。いずれは元NPB所属の元プロ野球選手が大量に独立リーグに流れてくる事もあるかも知れない。NPBでも毎年100人以上の選手が戦力外となっているからだ。

来年4月には北信越ベースボールチャレンジリーグ(略称・北信越BCリーグ)が開幕する。このリーグも数年は苦しい経営となる事は覚悟していかなければならないだろうけれど、粘り強く運営して欲しい。
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by wataridori21 | 2006-11-24 19:36

四国リーグ観戦その2(回想)

四国アイランドリーグ(略称・四国IL)とは、アマ時代にプロ入りできなかった選手を入団テストを経て受け入れ、元プロ野球選手の指導により育成し、将来プロ入りさせるために設立されたリーグだ。
試合経験を積める上、練習だけでなく、教室でプロの投手の配球の組み立て方とか状況に応じた守備体系の意味合いなどをコーチが指導したりする。学業や仕事を掛け持ちする事無く、野球のみに集中できる環境である事から、高校・大学を中退して入団した経歴の選手も何人かいる。

しかし選手の給料は安く、2005年は月12万円、06年は月6万円ととても安くて、それだけではとても生活していけない(野球用具も自己負担)。その為選手達は、試合や練習の合間にアルバイトで足りない分を補っているという。

そして、なによりも重要なのは、独立リーグは地元の援助なしには成り立たない事だ。地元の企業や自治体・個人事業者などによる、沢山の援助が行われている。
この日の試合開始前には個人農家から収穫したばかりのイチゴが寄付された。中には米1俵を提供した農家もあったという。前述のアルバイトも地元の人達が仕事を紹介している。
その為、地元のイベント・お祭りには選手達が積極的に参加して少しでも「愛されるチーム」として受け入れられる努力をしている。

独立リーグの運営とは地域と表裏一体なのだ。

球場前ではグッズや選手名鑑が販売していたが、売っているのは選手とボランティア。グラウンド整備も選手が行なっている。
普段プロ野球の試合ばかり観戦している者としては、文字通り「手作り」のチーム運営の感覚は新鮮だ。この感覚にハマるともう抜け出せそうにない。スタンドを見渡すと、応援団以外で何人かそんな感じを受ける人達が見られる。

面白いリーグだ。

「理念」だけではプロスポーツは成り立たないものだが、このように形として実際に触れると、何としても応援したくなるのが人情というもの。これから間違いなく訪れる数々の試練を乗り越えて、何とかこのリーグを存続させて欲しい、と心から願った。
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by wataridori21 | 2006-11-24 01:03

四国リーグ観戦(回想)

5/5四国アイランドリーグ(略称・四国IL)・高知ファイティングドッグス(略称・高知FD)対香川オリーブガイナーズ(香川OG)の試合を観戦した。

試合前に高知FDの選手が観客に対し、マイク越しに挨拶。
「昨日は僕のエラーで負けてしまい、すいませんでした。今日は勝ちますんで応援よろしくお願いします」その後「君が代」を斉唱した(罰ゲーム?)
そして試合開始。

球場外では屋台があり、各種食事が出来たし、球団・選手のグッズ、選手名鑑が売られていた。球場に入ると、フィールドでは両チームの選手達が練習をしていて、傍で球団のマスコットがファンに向って手を振っている。
今回、独立リーグの試合自体初めてなのだが、1塁側・3塁側のスタンドでは応援団が組織されていて、各選手ごとに応援歌が熱唱していたり、7回にはジェット風船が飛ばされたりと、ボールパークの雰囲気が感じられた。
高知FDの先発は相原雅也。選手名鑑によると、中央学院大の軟式野球部出身との事。スピードガンが無いので球速は分からないが、なかなか球が速い。結構レベルの高い投手のようだ。

対する香川OGは投手力を売り物にしたチームと名鑑には書かれている。何気なく打席を見たらシアトルマリナーズ・イチロー選手張りのクラシックスタイルでバットを構える井吉信也選手。彼は香川OGの主将との事だ。試合は1点を争う投手戦のまま進行していった。

僕自身、最後まで観たかったが、終電の時間調整もあり7回途中で球場を後にしたが、試合は高知FDの勝利で終わったという。
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by wataridori21 | 2006-11-24 00:06

四国アイランドリーグその2

e0097997_23215614.jpg実は前に四国アイランドリーグ(略称・四国IL)の話題を書いたことがある。その時の書き込みはこのブログを1度閉鎖した際に消去した。
この際だから、思い出せる限り、当時の事を書き直してみようと思う。

あの時は四国への観光旅行のついでに観戦してきたのだが、本当に楽しいひとときだった。
独立リーグの楽しさを満喫できたのは今でもいい思い出だ。

※写真は試合が行われた高知市東部野球場。5/5撮影
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by wataridori21 | 2006-11-23 23:24

四国アイランドリーグ

11/21に行われた日本プロ野球ドラフト会議で四国アイランドリーグ(略称・四国IL)の深沢和帆投手(香川オリーブガイナーズ)が読売ジャイアンツに、角中勝也外野手(高知ファイティングドッグス)が千葉ロッテマリーンズに指名された。

四国ILについて簡単に説明しよう。
このリーグは2005年に設立された日本版・独立リーグで、社会人野球やクラブチームとは違い、設立当初から選手をプロ野球チームに送り出す事を目標につくられた。


球団は四国4県に1球団ずつで、計4球団(高知ファイティングドックス、香川オリーブガイナーズ、徳島インディゴソックス、愛媛マンダリンパイレーツ)。1シーズンの試合数は各チーム90試合で、06年から45試合ずつ前期・後期に分けて開催。
リーグ開幕1年目を終え、臨んだ05年暮れの日本プロ野球ドラフト会議では残念ながら1人も指名されなかったが、2次ドラフト(育成選手ドラフト)で愛媛マンダリンパイレーツの西山道隆・中谷翼両選手が指名された。
そして06年、西山道隆投手が福岡ソフトバンクホークスで出場選手登録され、5月に念願の1軍登板を果たした。好成績とはならなかったが、彼の実力はプロで十分通用するレベルである事が認められた画期的な出来事となった。

そして今回のドラフトで2人が指名された。
本当に素晴らしい。

四国ILは今年2年目を終えたが、1年目の05年は約3億の赤字、選手の人件費を約半額に抑えて臨んだ2年目は約1億5000万の赤字が予想されている。まだまだ前途多難ではあるが、今回の結果は同リーグ運営スタッフにとって勇気づけられるものとなっただろう。
そして来年4月からは北信越ベースボールチャレンジリーグ(略称・北信越BCリーグ)が開幕する。独立リーグの運営は困難ばかりだろうけれど、頑張って欲しい。
もちろん僕は来年も四国へも北信越へも観戦に行くつもりだし、このブログでも頻繁にUPしていく予定だ。
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by wataridori21 | 2006-11-23 21:19