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ノルディック世界選手権・クロスカントリー女子(30km)

続いて白旗山距離競技場で行われたクロスカントリ-女子(30km)。北・南の両コースをフルに使った長大なレースで、すべてクラシカル走法で行う。日本人出場選手は石田正子選手(JR北海道)、横山寿美子選手(セコム上信越)、曽根田千鶴選手(自衛隊)の3人。

初めの10kmくらいまではダンゴレースで進み、中盤20kmあたりでグループから飛び出したビルピ・クイトゥネン選手(フィンランド)、クリスティン・ステイラ選手(ノルウェー)の2人に優勝は絞られ、お互いに全く譲らずレースは終盤へ。18歳の新鋭・ヨーハウグ選手(ノルウェー)も健闘し3位に付けていた。

距離は残り僅か、白旗山距離競技場に入ったビルピ・クイトゥネン選手が最後のスパートを掛け2位ステイラ選手とは6.9秒差を付けて優勝。ゴールすると両選手が抱き合って健闘を称えあっていた。ヨーハウグ選手が3位。

1位→ビルピ・クイトゥネン選手(フィンランド)、2位→クリスティン・ステイラ選手(ノルウェー)、3位→・ヨーハウグ選手(ノルウェー)

日本人選手では石田正子選手が何と13位、ベテラン横山寿美子選手が20位。日本人選手のこれまでの世界選手権最高位は1991年に青木富美子選手が記録した22位だっただけに素晴らしい。終了後に横山選手と石田選手が涙を流しながら抱き合っていた姿は印象的だった。
横山選手はこの大会を最後に日本代表を引退するだけに、この20位は本当に素晴らしい。横山選手、本当におめでとう、そして長い間お疲れ様でした。

これで女子の競技はすべて終了。残るは最終日(3/4)、クロスカントリー男子50kmのみとなった。
by wataridori21 | 2007-03-04 12:01


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