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フリースタイル世界選手権・デュアルモーグル競技

2日遅れになってしまったけれど、フリースタイル世界選手権・デュアルモーグル競技について。

まず予選(上位16位以上が決勝進出)での日本人選手の結果から、
男子は上野修選手が6位で通過、尾崎快選手(18位)、西伸幸選手(20位)、附田雄剛選手(25位)の3人は通過ならず。
女子は伊藤みき選手が14位で通過、上村愛子選手(19位)は通過ならず。

画面は現地のイタリア、マドンナ・ディ・カンピリオへ。競技開始前にデュアル競技について谷口広明アナ・里谷多英選手・原大虎氏の3人が見所を語った。
原氏は「性格が現れます。やっぱり勝ち気な選手、限界を超えてても飛べる、心の強い選手が勝ちますね」
里谷選手は「私は嫌いなんですけど、何回も滑らなければいけないんで、でもデュアルのほうが良い成績の時が結構あります。でも、滑っても滑ってもまだ終わらない。最後のほうは酸欠になるくらいになりますね」

しかし、前回同様に画面では「観光映像」が…特に甲高い歌声が、

ウザッ!(笑)

さて、競技開始!まずは1回戦、
女子では、期待の伊藤みき選手はマルガリータ・マーブラ選手(オーストリア)と対戦、序盤は伊藤選手がリードしていたがミドルで追い抜かれ第2エア後にはすでに勝負あり。前日3位入賞を果たした地元のデボラ・スカンジオ選手(イタリア)は敗退。
男子では、上野修選手はミドルでのターンが素晴らしく一時リードしていたが、第2エアのランディングに失敗で敗退。前日優勝したP.A.ルソー選手が「番狂わせ」の敗退、これだからデュアルはわからない。

競技は続いてセミファイナル。
女子は前日の優勝・準優勝者の対決となった、クリスティ・リチャーズ選手(カナダ)とジェニファー・ハイル選手(カナダ)の好カード。しかし蓋を開けてみればジェニファー選手が圧倒的な強さで勝利。ゴール直後にガッツポーズ!よほど前日の敗退が悔しかったのだろう。
男子はデール・ベッグ・スミス選手と、デュアルでは強いギルバート・コラス選手が決勝へ。とにかく強かった。

3位決定戦。
女子では、クリスティー・リチャーズ選手(カナダ)を相手に、僅差のタイムで上回ったマルガリータ・マーブラ選手が勝利で3位入賞。さぞ「鬼コーチ」も喜んだだろうね(笑)
男子はルスラン・シャリフリン選手(ロシア)が勝利。彼のフロントフリップは鮮やかだった。

そして遂にファイナル。
女子はジェニファー・ハイル選手(カナダ)、男子はデール・ベッグ・スミス選手(オーストラリア)。
やはり、終わってみればこの2人、もはや「敵なし」だね…(汗)

順位は次の通り、
女子、1位→ジェニファー・ハイル選手、2位→シャノン・バーキー選手(アメリカ)、3位→マルガリータ・マーブラ選手(オーストリア)
男子、1位→デール・ベック・スミス選手、2位→ギルバート・コラス選手(フランス)、3位→ルスラン・シャリフリン選手(ロシア)

これで世界選手権モーグル部門は終了。デュアル競技は2選手の直接対決での駆け引きが見物だったね。スタートからミドルでのスピード対決、エアで相手の動向が気になってのランディング失敗…本当に面白い♪

競技終了後に里谷選手がルスラン・シャリフリン選手(ロシア)のフロントフリップを絶賛していた。そして「なんなら、今度は『ダブル・フロントフリップ』で」と要望、

エエ!?前方2回転??(笑)

さてフリースタイル世界選手権、残るはエアリアル競技のみとなったが、15日にNHK・BSで録画放送がある為、これを見た後に感想をUPするつもりだ。

では、今日はここまで。see,you!
by wataridori21 | 2007-03-12 22:14


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