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田中将大投手と野村克也監督

プロ野球・楽天イーグルスの新人・田中将大投手が、遂にプロ初登板を果たした。

しかし終わってみれば2回途中6失点で降板。よく打たれた、特に川崎宗則選手は本当にしつこかった、今回のソフトバンクホークスの勝利、1番の殊勲者は彼だろう。

しかしこの田中投手、去年の全国高校野球選手権でもそうだったが、なかなか負けん気の強そうな面構えをしている。今回は打たれたとはいえ、多村仁選手・松中信彦選手・小久保裕紀選手のクリーンアップを相手にストレートで大胆に勝負していた。大した度胸だと思う。

僕が面白かったのは、降板後にベンチの野村克也監督と長く話をしていた事だ。野村監督はおそらく配球などについて田中投手を注意していたのだろう。

楽天イーグルスの公式サイトを見ると、試合後に野村監督のコメントが掲載されていた(以下、原文のまま抜粋)

「見ての通りだよ。何と言うか、もう少し投げられると思ったけどな。打たれたり走られるということは、癖があるんだな。腕の振りも悪かったんじゃない。こっち(首脳陣)も迂闊だった。チェックしていなかったんだよ…(中略)…まあ、いい経験したんじゃない」

野村監督は今年72歳になるのだが、彼にとって、この18歳の投手の育成は、プロ野球の世界においての最後の仕事になるのかも知れない。いや、多分そうなるだろう。

今年中に田中投手がどこまで成長してくれるのか、楽しみだね!
by wataridori21 | 2007-03-30 00:57


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